見ました。エヴァンゲリオン、破
正直、序は周りの人ほど面白いとは思いませんでしたが
エヴァ破 死ぬほど面白かったです。
これはもうすごく、体がブルブル鳥肌立ちまくりですよ。
前半とかもう素敵学園ものラブコメアニメっていうんですかね。
あんまり言うとネタバレなので
ここからネタバレ感想時空とします。自己満足ネタバレ時空です。
本当にいい意味で「破」しちゃってます。
完全新作といっていいんじゃまいか。
使徒のパワーアップは序と同様
芸術といってもいいくらいガシガシ動きまくりですが。
レイやアスカと、原作では埋まりそうで埋まらない
距離感のままどんどん皆心が壊れていってしまいましたが、
こちらでは団子大家族ですよ!
そういえばアスカは加持が好きだったはずですが劇場版ではそうではないみたいですね。
名前も惣流・アスカ・ラングレーから式波・アスカ・ラングレーに
変わってましたがもしかして母親が今回は違ったりするのでしょうか。
多くの皆さんが予想されていますが
僕も、エヴァの世界はループしてるんだと思うので、
そういう可能性もあるのかなと思ってます。
そ・し・て・レイですよレイ。
何この娘すごく感情豊かじゃないの!
シンジの作った味噌汁を飲んで、おいしさに驚いた顔になったり、
シンジに喜んでもらうために料理の練習をして手を切り傷だらけにしたり
シンジにポカポカしてもらうために
シンジに内緒でゲンドウを誘って手作りの料理を振舞う食事会
を企画して招待の手紙を書いたり…。
アスカもシンジとレイの関係を妬ましく思っているのに、
食事会の日とエヴァ3号機の起動実験の日が重なったため
食事会を中止にしないよう気を利かせて自分が3号機の起動実験のパイロット
に自ら志願するとかいい娘すぎる。
そのことにありがとうと伝えるレイも本当にいい娘になったうんうん。
3号機の話が出たとき、トウジが当りつきアイスを食べていて、
それがハズレでしたが、今回の世界ではエヴァのパイロットに
選ばれなかったってことの暗喩でしょうねー。
今後の展開を考えれば選ばれなかったほうが当たりですが。
そしてパイロットは変われど、アニメと同様やっぱり使徒に侵食され暴走する3号機。
この連絡を受けたときのレイのショックを受けた反応が可愛…そう過ぎる…。
食事会のために作ってた味噌汁が、上記の報告を受けている間に鍋から
吹き零れてるシーンは切ないです…。
初号機が3号機とアスカを使徒して処理することになりましたが、
シンジは戦うことを拒否。結局何も出来ず、ゲンドウの指示によりダミープラグシステムによって
自動操縦され3号機は大破。
アスカは体は修復できたけど精神は重度汚染。
シンジはゲンドウに怒り、エヴァに乗ることを拒否。ネルフを離れます。
攻めてきた第10使徒相手にエヴァ2号機で
戦う新キャラマリ。
でも強力なatフィールドに阻まれ太刀打ちできません。
そこにレイ登場。
これ以上シンジがエヴァに乗らなくてもいいように
死ぬ覚悟でミサイルを持って特攻。
もう破でのレイの行動原理のほとんどは
シンジのために…ですよ!
それでも倒せずエヴァ零号機は第10使徒に取り込まれてしまう。
しかしレイが取り込まれた姿を見て、自分の意思で
シンジはエヴァに乗ることを決意。
アスカは助けることができなかった、いや、何もしなかった。
「綾波を返せ!」
ここからですよ!
「私が死んでも変わりはいるもの」というレイに
「変わりなんていない!」
と全力で助けようとするシンジ。
もう使徒の中でしか生きられないというレイに
それでも諦めず、自分の願いで、世界も、何も関係なく
ただレイだけを助けようとする。
アスカのときに助けることが出来なかったシンジが、二度と繰り返さないよう
自分の意思でレイを諦めなかった。それでこそ主人公ですよ!
最後の最後で期待通りの展開になってくれて狂喜乱舞ですよ!
ずっと、レイが生き続ける世界を待ち望んでいたので
この展開はサイコーすぎました!
って助けた感じでしたが本当に無事かは「Q」に続くですね。
アスカも次回予告では眼帯つけてしっかり
生きていてくれて、ほんと逞しい子になってくれたよ。
カヲル君の、「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」
なんて完全にループ発言しちゃってて、何か暴走しそうで
もう激楽しみですよこれ。